ユアソン×ビークルのスプリット作品MV公開

ビークルことビート・クルセイダーズ公式MV公開シリーズに、いよいよ伝説のスプリット作品が登場です！

ユアソンことユア・ソング・イズ・グッドは、FRUiTY(フルーティー。日本最初期のSKA PUNKバンドの一つとしてその後のPUNKシーンに多大な影響を及ぼした日本のOPERATION iVY)として活動していたサイトウ"JxJx"ジュン氏が率いるインスト・バンドの先駆け🎹！
フルーティー解散後のJxJx氏が、美大の同窓生だったNUTS & MILK(ナッツ・アンド・ミルク。シャウト中心ながらPOPなメロとフックの効いたファストコア)のメンバーと結成したSCHOOL JACKETS(スクール・ジャケッツ。ホーンを擁しながらもSKA感はほぼなく、1分以内のショート・チューンを畳み掛けるファストPOP PUNKバンド)を母体とし、当時のシカゴ音響系を中心としたエモコアやスローコアの影響を受けながら徐々に音楽性が変化し、結果的にオルガンを中心としたインストゥルメンタルなサウンド、更にハワイアンやカリブ等の要素も含めた唯一無二のダンス・ミュージックに進化した、まさにワン＆オンリーなバンドがユア・ソング・イズ・グッドです！

90年代当時、CD卸問屋でサラリーマンをしていたヒダカは、フルーティーやナッツ＆ミルクの作品を流通していた縁で面識はありつつ、ビークルとしてメジャーデビューした後の2005年に、スペースシャワーTVの番組『STUDIO GROWN』でJxJxと再会・共演したことで親交を深め、インディー・マナーに則ったスプリット作品(2組以上のバンドがそれぞれの音源を一枚の盤に収録して、初見のリスナーにシーンの様子等を伝えやすくするリリース形態)の制作を着想。

ビークルが予想外の支持のされ方をしてしまったこと(ルッキズムのアンチテーゼとして発想したお面に対して飛んでくる黄色い声援や、ツアーの合間にレギュラー番組や音源制作が重なり疲弊していた上に、新規オーディエンスによるモッシュ・ダイブへのクレームが舞い込んで対応方法が分からなかった等々)に悩んでいたメンバー達は、あらためてインディーズ時代の仲間の力を借りることでポジティブな気持ちで制作に臨めるようになり、それまでメジャーではなかなかリリースされる事がなかったスプリット形態による契約の難しさも、当時のスタッフの尽力によってスムーズに進行。こうして誕生した名作スプリット・シリーズ、天才漫画家/映像作家タナカカツキ先生のディレクションによる、目の眩むようなビジュアル・映像美と共に、今夜21時のプレミアム公開から是非お楽しみください！